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余分な仕事 ~庁舎免震ゴム 総入れ替え~

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6/7 Tue.  [クラちゃんの起床時刻 4:35 AM] 

  

 初夏のこの時期(時季)は、近所の家庭菜園や畑などを巡るのが楽しみになっています。

かくいうワタクシ、野菜栽培には従事?していないので、収穫の喜びを味わう者ではありませんが (^^) この時期の楽しみは、植えられている 色んな野菜の 「花」 を見ることができるからなのです。

野菜というものとの 「接点」 は、いわゆる 「実」 であり さまざまな野菜が食卓を飾ってくれるものですが、それらの野菜の 「花」 が 一体どんな形(なり)をしているのか、たいへん興味深いところです。

先日は 「ホウレンソウの花」 をご紹介したところですが、あれからも何品?かの 「野菜の花」 を デジカメに収めるに至っています。

ただし、かかる 野菜の花は、花としての使命は 「受粉」 にあり、それ(受粉)が済むと 一刻も早く実にならんと サッサと花の命を閉じてしまうため 「鑑賞期間」 は ごく短いものです。

必携のデジカメを駆使し、でき得る限り画像に収め、みなさんにご紹介してまいりたいと思っております。

特に私は 「オクラの花」 が好きなので、逃すことなく写したいと思っています。田舎の菜園には似つかわしくない、何ともエキゾチックな花ですヨ。

 

 

この日の朝は 「カボチャの花」 と遭遇しました。

 

力強いとも言える 黄色い花です。

大ぶりの花ですが、これ(花のサイズ)って、成る実の大きさに比例するのでしょうか?

 

何の根拠もありませんが (^^) きっと大きくて美味しい実が成(な)りそうな イイ顔つき?の花なのでした。

 

 

 

 

 

 

◇長野市役所第一庁舎・芸術館の 「免震ゴム入れ替え作業」 が完了 ~やらなくても良かった 「余分な仕事」~

先日 「長野市総務部 第一庁舎・長野市芸術館建設事務局」 から、市役所第一庁舎・芸術館の 「免震ゴム入れ替え作業」 が完了したことが報告され、併せて 「現場(現物)」 を見てもらいたい旨の連絡があったことから、鉄兜(ヘルメット)をかぶり 新庁舎の 「縁の下」 へ潜りました。

 

庁舎フロアの そのまた下部に 「梯子口(はしごくち)」 があり、それ(ハシゴ)を伝って降りてゆきます。

 

そこに広がる 薄暗い籠(つぐら)の中に、無数の 「免震ゴム」 が配置されていました。

 

 

長野市庁舎・芸術館の施設については、合計90基もの免震装置が使用されており、そのいずれもが 設置を請け負った T 社の強度偽装により国の安全基準を満たしていないことが発覚(H27年 3月)し、その後 免震ゴムのメーカーを変更したうえで ゴムそのものを交換する工事を行なってきました(H27年 8月~H28年 5月)

 

免震ゴムは 直径が 1,4m~0,8m、重さは 最大のもので 3,5t もあるそうです。

それらのでっかいゴムの塊(かたまり)を入れ替えるため、500基もの 「ジャッキ」 をあてがい 建物自体を数ミリづつ持ち上げ、一つひとつ入れ替えたとのことです。まさに気の遠くなるような作業であったことでしょう。

 

画像ではみえないと思いますが、新たな免震ゴムには クルマのタイヤなどで見慣れた 斜体のロゴで 「BRIDGESTONE」 の刻印が施されているのが確認されました。

 

今度こそは 正真正銘、いかなる揺れも このゴムが稼働して 「収めて」 くれることでしょう。

 

マ、これは 今だから言える話しですが、この頃の「熊本地震」 や その前の 「長野県神城断層地震」 などを考えれば、もし かかるゴム入れ替え工事の最中(さなか)、ジャッキで建物を持ち上げているタイミングで地震が発生したとしたら・・・おそらく 「ここ」 には作業員も居たことでしょうから、大きな事故につながったかもしれず・・・そんな 「最悪のケース」 を想像してみれば、よくぞ大過なく作業が完了したものと 安堵せずにはおれないところです。

 

 

いずれにしても 今回の作業は、本来であれば 「やらなくても良かった 余分な仕事」 と申せます。

かかる入れ替え作業が無事終わったことは何よりでしたが、それによって関係者を褒(ほ)め称(たた)える筋合いの案件ではありません。

どの立場の者も 「徒労(とろう)」 を実感するに過ぎない 「今まで」 なのでした。(当の T 社こそ、正直に仕事さえしていれば・・・結果、自分で自分の首を絞めることになってしまいました)

 

 

・・・・。

今回の 「物件」 は、さなざまな場面で 「難」 が付くことになってしまいました。

芸術館の 「見えにくい席」 然(しか)り、そしてこの 「免震ゴム偽装」 然り、もう これで全ての 「厄落(やくお)とし」 が済んだ 、と なってもらいたいものです。

ただ しかし、私たちの会派は これからも、この物件の 「使い勝手」 などを検証し、改善すべきは行政サイドに具申し続けていく所存であります。

市民の 「寄り処(よりどころ)」 となるべき施設が 「こんなハズでは」 と揶揄されないよう、見守ってゆきたいと 改めて思うところです。

 

 

新庁舎の北側の出入口には、PRを兼ねた銘板があります。

 

 

この施設が 「免震構造物である」 ことを示す銘板です。

 

残念ながら、今までは 「看板に偽(いつわ)りアリ」 の顛末でしたが、ようやく 名実共に 「安心安全な施設」 を標榜できるようになりました。

 

今後は 真に 「市民の寄り処」 として、シッカリと機能してくれることを願うばかりです。

 


「精査」の態勢はどうか、自分の心を伝えているか ~都知事の答弁に思う~

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一連の 「公私混同政務費支出」 で、東京都知事が 「炎上」 しています。

 

 

事(こと)の詳細については、既に報道などで微細に亘り伝えられていますので 繰り返すことはいたしませんが、まあ 出るわ出るわの 「お大尽支出」 や 「公私混同政務支出」 には、開いた口が塞(ふさ)がらないといったところです。

さらに どんな質問に対しても、おんなじ原稿を棒読みで繰り返す 「オウム返し答弁」 に終始しており、これは 「かみ合わない」 というより 確信犯的に 「質問に答えていない」 と言わざるをえないところです。

 

この深層心理は 「保身」 この一念であろうと思います。

おそらく氏は、この都議会だけをやり過ごせば 何とかなると思っているのでしょう。打たれようと罵(ののし)られようと、ダウン(=辞職)さえしなければヨシ、いずれ試合終了のゴングが鳴る(=会期終了)のを ひたすらに待っているのだと思います。 

この都議会だけをやり過ごせば 「信頼は損なったけれど 続投をお認めいただきました。」 とのマスゾエ流解釈で、自ら 「リセットボタン」 を押すのだろうと思います。

その厚顔(こうがん=面の皮が厚いこと)ぶりには呆(あき)れるところですが、それが彼の 「ナントカに毛が生えてる」 ところで、今後は 都議会議員や都民のみなさんの判断や行動・・・その厚顔を剥(は)がすことができるかどうか に懸(か)かっているところです。

 

かかる大騒動に触れて、同じ業界人?の私は、2つの感想(問題意識)を抱いたものでした。

ひとつは 「技術的な問題」 です。 そして その 「技術」 とは、今回の質疑の答弁に多用されている 「精査」 の仕方であり、まさに マスゾエ氏 曰(いわ)くの 「第三者の厳しい目による精査」 の 「技術」 です。

政治に関わる者について回る責務は 「政務活動費」 をいかに適正に支弁できるか、であり、最近では 「カラ出張」 などで裁判沙汰になった 「号泣県議」 などが記憶に新しいところです。かかる 「政務活動費の使い道」 は、たびたび社会問題にもなっています。

 

 

そして、その 「政務活動費」 を精査する 「第三者の厳しい目」 は、何も高名な弁護士に依頼せずとも 各自治体にある 「議会事務局」 が担ってくれるのです。

 

自治体の議員が ある支出について 「政務活動費」 を支弁しようとする際には 必ず その支出の領収書と一緒に、その(支出の)理由などを記した 「政務活動報告書」 を添えて 議会事務局へ提出します。

それを受けた議会事務局は、それが 地方自治法や公職選挙法、または議会法などの各種法令や、自治体が定める 「議会基本条例」 などの 「ルール」 に準拠しているかどうかをチェックし 「イイものはイイ、ダメなものはダメ」 との 「フィルター」 にかけてくれるのです。

そして その 「フィルター」 を通ったものだけが 「政務活動費」 として認められ、支弁されるのです。

 

実は、長野市議会は 全国でも有数の 「チェックの厳しい議会事務局」 なのです。

で これは、一見 窮屈そうに感じられますが、実際には逆・・・私たち長野市議は、その厳しさのおかげさまで、政務活動費の適正性が担保されており 「堂々と」 支弁を受けていられるのです。

 

そういう面でいえば 例えば 「号泣県議」 の在籍した議会事務局などは、本人の資質とはまた別の時限で 「チェック態勢(体制)が甘かった」 と言わざるを得ないと思います。(もしかしたら逆に その議会事務局は、全てを議員個人の自己責任に委ね、事務局は 出された政務調査報告書を整理するだけの作業しかしていなかったのかもしれませんが)

また 今回の都知事においては、本人自体が 「オレはトップリーダーだ」 と自称していたことをもってすれば、都(と)のチェック機関が、知事に対して 「ノー!」 と言えなかったのかも知れません。

いずれにしても 「元は税金」 の政務活動費の支弁については、より厳しい目で見て丁度イイ、といったところでしょう。

 

そんな中、くだんの都知事は 「第三者の厳しい目で 「精査」 してもらう」 を 「オウム返し」 していましたが、その 「フィルター」 も、自分で用意した茶こしで濾(こ)しても、何というか 「ザルで水をすくうようなもの」 と揶揄(やゆ)されても反論できないでしょうネ。

 

 

 

そしてもう一点の問題は、くだんの都知事は 「自分の 「心」 を伝えていない」 と感じ取るのは、私だけではないと思います。

述べたように 氏は 「とにかく辞めたくない」 の一点がハラにありますから、(記者などの)質問に対しても その 「中身」 について真摯に向き合おうとせず、とにかくセコンド(=弁護士)の言う通りに ガードを下げて打たれるに任せ、後は試合終了(会期終了)のゴングが鳴るのを待つばかり、ゆえに決して 自分の言葉では語ろうとせず、ましてや 自分の 「心」 を伝えることもない・・・こんな 見え見えの 「腹芸」 を見せられた日にゃあ、都民が不信感を増幅させても いた仕方なしというところです。(マ、都知事の 「心」 は 「とにかく辞めたくない」 ですから、それを吐露すれば火に油、といったところでしょうが)

 

 

・・・・・。

くだんの都知事の所作は、私たち 類する立場(=議会)に身を置く者に さまざまなことを 「反面教師」 として教えてくれています。

語れば語るほど 不信を招く氏の言動を見れば、彼の逆をいく言動に努めれば 市民の理解を得られる、とでも申しましょうか・・・。

 

完全に泥沼に陥った今回の 「政務活動費騒動」・・・いずれにしても、前代未聞のやり取りが、今も続いています。

 

長野市議会 平成28年6月定例会

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6/9 Thu.  [クラちゃんの起床時刻 4:45 AM]   

 

この日、長野市議会の平成28年6月定例会が招集 ・ 開会しました。

 

平成28年が 明けたと思っていたら はや 6 月・・・ 1 年の折り返し点が もうスグそこに来ています。

「光陰矢のごとし」 は いつの時期にも実感させられるところですが、ご多分に漏れず 今年もまた アッという間に過ぎてゆくことでしょう。

この間、社会では 年初早々に重大な交通事故が起こったり、また熊本地震を初めとする不測の自然災害が発生したり、人心を震撼させる事件が起こったりと、穏やかならざる前半であったと言える一方、長野市においては 市芸術館が期待のうちにグランドオープンを迎えるなど、悲喜こもごもの時間経過でありました。

社会は多様化を極め、地殻 ・ 天候共に予断のならない状況を迎えるようになった中、残念ながら 私たちは安閑(あんかん)として居(お)れない日々を送るを余儀なくされております。

慌ただしさの中で 時間ばかりが経過し 「肝心なこと」 を見失なうことのないよう、駆け足を余儀なくされるも 地に足を着けて諸事に臨んでいきたいと思うところです。

 

 

議会において 6 月は 「中間審査」 の時期と申せます。

新年度予算が編成され、各事業が緒に就いて初めての議会となります。

出帆(しゅっぱん)した 「長野市丸」 が どのような航路を辿り、どこに向かおうとしているのかを見守りながら、ときに順風を吹かせ、ときに逆風の役割も果たしながら、市民みなさんの声が真に反映された市政運営となるよう、検証 ・ 意見具申に努めてまいりたいと思うところです。

 

そのような視点で市政の現状を見ると、良かれとして収めることのできない課題や問題が散見されているのが実際のところです。

今回 私は、先ずは本会議で登壇の機会を得たことから、かかる諸問題について質(ただ)してまいる所存です。

 

今(こん)議会は、一般会計 1 億 6,104万 5 千円を計上した 議案第85号をはじめ、議案19件、承認5件、報告20件が上呈されております。

それぞれの議題・課題に、私なりに真摯に向き合ってまいりたと存じます。

 

 

 

去る日の朝、とある家庭菜園で 「ナスの花」 に出会いました。

 

野菜の神様?の 絶妙の色彩感覚から成る、それは綺麗な紫の花です。自然の織りなす美しさの不思議と言えますよネ。

 

 

この紫の花が やがて結実して 「ナス」 となると、そのナスの色は 限りなく黒に近い紺色となり、それは 「ナス紺色」 と呼ばれます。

 

ところで プロ野球ファンの読者?のみなさん、この 「ナス紺色」 が使われたユニフォームの存在をご存知だったでしょうか?

正解は 「読売巨人ジャイアンツ」 です。

 

かの 松井秀喜選手が在籍していた頃の ホームチームのユニフォームのロゴと背番号の部分は、黒色ではなく 「ナス紺色」 だったそうです。

 

チームカラーの オレンジ色とのコントラストを意識した、プロならではの こだわりの配色、といったところだったのでしょうナ。 

本当のヒーロー

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6/10  Fri.  [クラちゃんの起床時刻 4:55 AM]   

 

ボクシングの 元 世界チャンピオンの モハメド・アリ氏が亡くなられ 「公葬」 に付されたことが報じられました。


これが、単に強いだけのボクサーであれば 「へェ~」 で済まされてしまうところですが、私(だけではありません)が注目したのは、氏の葬送の際に 実に 10万人もの人々が沿道を埋めたということと同時に、その群衆が アリ氏が信仰するイスラム教徒だけではなく、キリスト教や仏教など、あらゆる宗教者が一堂に会して彼の死を悼んだことであり、そこに アリ氏の 「大きさ」 を推し量ったkところです。


モハメド・アリ氏は、ヘビー級らしからぬ軽やかなボクシングスタイル(チョウのように舞い ハチのように刺す)でボクシングファンを魅了し、そして そんなリングのうえでのパフォーマンス以上に、国家体制をも敵に回してでも貫いた 「差別との戦い」 や 「反戦行為」が 時を経てなお高く評価され、それが かかる 「宗教の壁を超えた葬送」 につながったものでした。

世界における多くの戦争や紛争は 「宗教間対立」から起こる場合が多くあり、そしてそれは、報復の連鎖などの 「ドロ沼化」 に陥ることがしばしばで、残念このうえないところです。

しかして このボクサーは、アスリートなら誰でも欲しく、そして 離したくないオリンピック 「金」 の栄光を、差別や戦争などの体制に反発してアッサリと放棄する態度を取るなど、その身をもって 「強烈なパンチの如くのメッセージ」 を放ったのでした。

晩年は ボクサーシックとも言える パーキンソン病に苦しんだとも報じられましたが、現役時代に世界に発した さまざまな視点によるパフォーマンスは、私たちの心に強く刻まれたところであり、これからもさまざまな機会を通じて語り継がれることでしょう。


とりわけ現代社会においては、イスラム過激派に端を発する紛争が跡を絶たないところですが、関係者においては、アリ氏のご薫陶に思いを寄せ、人々の心に悲しみしか残さない戦争を放棄し、差別のない健全社会の構築に向け、小異を捨てて大同につく を実践すべきと強く思うところです。  

 

 

ただ強いだけではない、言動に芯(しん)の通ったアスリート 「モハメド・アリ」 は、本当のヒーローとして 私たちの心に遺(のこ)り続けるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

この日、私の住むムラ(自治会)の 「お茶のみサロン」 が 「健康体操講座」 を加えた 「新メニュー」 を試行的に行ない、好評を博しました。


 

というのも、ムラの長寿者の方々が 文字どおり お茶を飲みながら親交を深める 「お茶のみサロン」 が、楽しい時間ではありながら ややマンネリズムに陥っているそうですことを訊き、それならば と 私の方(ほう)から 健康寿命延伸に向けみんなで考える機会として、保健センターのスタッフを招き 「長生きアドバイス」 をもらう機会としたらいかがか、と提案させていただき この日に至ったものです。


 

出向いてくれた保健補導員サンは、明るく優しい口調で 長生きするための秘訣・・・生活習慣病にならないための普段(不断)の生活スタイルなどについて分かりやすく説いてくださいました。


 

これは 目の健康維持のための軽運動・・・ランダムに配した数字を、目をキョロキョロさせながら追うことで、眼球の筋肉を鍛えてくれるそうです。



その後、イスに座ったままできる運動を教えてもらいました。腕を耳に添えてグ~っと伸ばすと、肩コリりにも効くようです。



 

健康長寿に向けた身体づくりは、何も大上段に構えなくとも、日頃のさり気ない中で実践でき、まさに 「継続をチカラ」 とすべきとのことでした。

楽しい講話や軽運動を通じ 「健康長寿の大切さ」 が再認識できた 有意義なひとときでした。


 

軽運動の後は 本来の 「お茶のみサロン」 が 「開店」 され、健康を肴(さかな)に、和気あいあいの時間が流れていったのでした。

 

共存共栄の道はないか ~山林にクマ出没 人的被害も~

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初夏のこの時期、各地の山林にクマの出没が相次ぎ、秋田県では複数の入山者がクマの牙にかかって犠牲となる事態に至っており、由々しき思いをみなさんと共有しています。

 

この背景には、初夏の山の恵みである 筍(タケノコ)の一種 「ネマガリタケ」 が最盛期を迎えているところにあると言われています。

「ネマガリタケ」 は、山に自生する丈の低いタケノコで、初夏の 「山の味覚」 として知られています。

 

皮ごとあぶって食したり、天ぷらにしたり、サバ缶と合わせて味噌汁にしたりと、その食味は絶品で 時期になれば 誰もが一度 口(くち)にしたくな味覚のひとつです。

 

また、個人として その味を堪能する一方  「商売」 の対象にもなっています。

缶詰の業者などが 収穫した方々から高値で買い取ってくれることから、山の経験のある高齢者などにとっては格好のアルバイトとなるもので、あるベテランは 「一日歩いて40kgくらい採ると、だいたい1万5千円以上の現金収入になる。この歳になって そんな稼ぎ口は他には無いサ。」 と話してしている様子が伝えられていました。

さらに くだんのベテランは 「クマ警報で入山者が減れば、逆に取り分が多くなると思って (危険を承知で) 山に入るモン(者)が出るんじゃねーの。」 と 「分析」 していました。

 

 

報道によると、この 「ネマガリタケ」 は、クマにとっても 「ご馳走」 だそうです。人が食しても こんなに美味しいのに、クマにとっても 「まいう~」 なのは 当たり前と言えるでしょう。

ある専門家は 「タケノコ採りは、収穫物が密集・群生しているために、人もクマも つい夢中になってしまうのです(人は採るに夢中 ・ クマは食うに夢中)。クマ被害の多くは、その 「夢中同士」 がハチ合せをしてパニックになり、結果 クマは自己防衛のために人を 「襲う」 結果に至ってしまうのではないかと考えられます。」 とのことでした。

 

一方、違った視点でクマをみる専門家(獣医)は、この頃 襲われた人たち それも3人目 ・ 4人目の被害者の損傷具合から 「ツキノワグマは臆病で、基本的には人には近づかないものの、仮に襲ったのが同じクマだった場合 人は食べられると学習している恐れがある。そうなると一般的な鈴をつけるなどの対策は このクマには通用しないので、そういうところ(クマがいそうな山林)には立ち入らないことが賢明です。」 と話していました。

 

 

 

この時期の山は 生きる者たちに様々な 「恵み」 を施してくれます。

そして それ(恵み)を享受できるのは 人であれクマであれ、みな平等というのは 「自然の摂理」 と申せます。

 

そんな中、今 人と動物の 「棲み分け」 が難しくなっている現状が かかる惨事を招いているのではと思わされます。

人がクマの領分に入り込み、逆にクマも 人の生活圏にまで降(下)りてきてしまうことで 望まぬ遭遇となってしまう・・・これは 人間社会の 「不法侵入」 と異なり、どちらが悪いとは言えないところです。

それ(不測の遭遇を防ぐ)には、緩衝帯の整備などの対策が望ましいところですが、これは一朝一夕というワケにはゆきません。

 

 

せめて この時期、不測の遭遇によって 尊い人命が奪われたり、決して悪気があるワケではないクマが 無碍(むげ)に殺(あや)められたりすることが無いよう、互いに慮(おもんばか)ってくれることを願うばかりです。

 

 

 

 

2012年には JR長野駅周辺にもクマが出没し、先月は塩尻市内でも発見されるなど、その 「住エリア」 は錯綜するばかり、狭い郷土を なおさら狭く感じるのは、私だけではないでしょう。

 

 

サンデーは大盛り上がり

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6/12 Sun.  [クラちゃんの起床時刻 4:55 AM]   

 

この日、地域主催のスポーツイベント ~ 地域公民館対抗 「ソフトボール大会」 ・ 地区こども会 「大縄跳び大会」 ~ が それぞれ開催され、存外な盛り上がりをみせてくれたのでした。

 

 

地域公民館対抗ソフトボール大会は、地区のムラごとに在する地域公民館単位で編成されたソフトボールチームが、互いに白球を追いつつ 優勝をめざすものです。

 

 

 

この日は前日から ややまとまった雨となりました。

農家サンにとっては 「恵みの雨」 となりましたが、大会運営にはチト過ぎた雨となってしまいました。開会式前に訊けば、公民館の役員サンたちが 早朝から総出で ピッチの 「水抜き作業」 を行ない、開会式に間に合わせてくださったそうです。

 

 

日頃は お仕事などで互いにカオを合わせる機会の少ない者同士ですが 「ソフトボール大会」 なる 「共通のミッション」 を通じて親交を深め、試合中の好プレーや珍プレーを肴(さかな)にしながら 良好な横のつながりを確かめ合うものです。

 

特に このソフトボール大会は 「特別ルール」 として、必ず 2 名以上の女性が 選手としてグランドに立っていなければならず、それだけで親睦の要素が深まろうというものです。

 

あいさつを乞われた私は、朝イチからの役員サンの労に敬意を表すと同時に、この大会は 各チームの女性がカギを握ると申し上げ、どうかチームの女性を 「蝶よ花よ」 と祀(まつ)り立ててクダサイな、とエールを送らせていただきました。

 

 

 

開会式終了後、トーナメント表に基づき 各グランドで試合が行なわれました。

そもそもソフトボールは、ピッチングが下手投げのため 存外にヒットが出やすかったり、逆に 野球の強打者がスローボールにタイミングが合わずにポップフライを打ち上げてしまったりと、やや想定外の展開になることもしばしばです。

 

 

そんな中 この日の大会は、組合せ抽選の巡り合わせから 一回戦に強豪同士がぶつかるなど、しょっぱなから真剣モードの試合となるところもありました。

「和気あいあい かつ 真剣に」 の後段が強調されたゲームです。

 

互いに一歩も譲らず 一進一退となった しびれる展開は、私の予想通り?女子選手の活躍によって均衡が破れたのでした。

おそらく経験者であろう女性バッターが、呼び込んだボールをジャストミート それが同点タイムリーとなり、やはり好走塁の女性ランナーがホームを陥れたのでした。(守るキャッチャーも女性! 互いにハイレベルなプレーでした)

 

こ、これが 一回戦? というほど ベンチは大盛り上がり、チームは一気に勢いづいていました。(ちなみに こちらのチーム(公民館)は、このまま優勝街道をひた走ったそうです)

 

 

勝った負けたはあるものの、この日は雨上がりの好天に恵まれ、どのチームのベンチも 和気あいあいのうちにプレーを応援を楽しんでいる風でした。

 

 

 

 

おそらく 終了後の慰労会では、勝っても負けても 大いに盛り上がったことでしょう。

 

きっと 各チームとも、今大会の 「第二の目的」 は十分に達成できたと推察いたすところです (^^)

 

 

 

 

 

 

またこの日 おんなじ時間帯に、小学校の体育館で 「地区こども会」 の主催で 「大縄跳び大会」 が行なわれました。

 

 

私が 「取材」 に伺ったときは、ちょうど 「予選会」 が終わり、決勝へ進める 4 チームが発表されているときでした。

 

体育館内は 子どもたちで溢(あふ)れかえっており、想像を超えるニギヤカさとなっていました。

「 1 チーム 12 名 (途中交代アリ) の子どもたちが、3 分間で 何回飛べるか」 との 非常にシンプルなルールで行なわれる 「大縄跳び大会」 こちらもムラごとに編成されたチームがエントリーして 「飛んだ数」 を競っていました。

 

上位進出を決めると 「ヤッター!」 と 悲鳴にも近い歓声が上がります。

 

引率したお母サたちも、拳を上げて喜びを共有しており 「縄跳びって こんなに盛り上がっているんだ」 と 認識を新たにさせられたところです。

 

参加チームの中には 「T シャツ」 を揃えて臨む 本格的なムラもあるほどです。

 

 

 

やがて 「決勝ラウンド」 が行なわれ、上位 4 チームが 改めて 「 3 分間 1 本勝負」 に臨んでいました。

 

12名の 「ちびっこジャンパー」 たちが、お父さんが回す大縄のリズムに乗ってジャンプし続けます。

イヤ これは 見ていてもかなり力(ちから)が入ります。おそらく達成感はひとしおのことでしょう。盛り上がる理由が分かる気がしました。

 

待機する 他のチームの子らも、応援半分 ・ ライバル意識半分 の心境で、じっと戦況を見守っていました。

 

 

日曜日の好日、大人も子どもも、プレーヤーも応援団も、スポーツを通じて イイ時間を共有している感でした。  

長野市議会 6月議会で登壇します

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6/14 Tue.  [クラちゃんの起床時刻 4:25 AM]   

 

6月13日深夜から14日午後にかけて、私が利用する 「gooブログ」 が メンテナンス作業のため、更新も閲覧もできない状態になってしまいました。

この時間帯は ちょうど私がブログを更新する時間帯となっているのですが、家主?の私自身も わが家?に入ることができず ^^; いわば玄関で立ち尽くすしかない状態が続いていました。

午後になって ようやく玄関?の扉が開きました(メンテナンスが終了しました)ので、更新作業を緒に就けるところです。

 

ブログの更新については、私の場合 「毎日更新」 を旨としており、ときには しんどいと思うこともありますが、イザ筆?を執(と)れないとなると、日々のルーティーン(習慣)が欠落してしまったような感となってしまいます。

もはや すっかり 「生活の一部」 となってしまった ブログ更新・・・これからも 「継続を旨(むね)」 として 地道に回を重ねてゆきたいと思うところです。

 

 

 

 

◇長野市議会 平成28年 6月議会で登壇します ~発言内容(概要)のご紹介~

 開会中の「長野市議会 平成28年 6月定例会」 は、14日から本会議での個人質問が始まります。

私は今回 若干の発言機会を得たことから、限られた時間ではありますが 諸課題について市の姿勢を質してまいります。

 

日  時     6月16日(木)  午前11時25分頃~

場  所     長野市役所北庁舎 8 階  議場(傍聴席)

                               *どなたでも傍聴できます。

 

 

つきましては、その発言内容(概要)について 下記にご紹介させていただきます。

(なお 文字だけだと殺風景なので、さきの行政視察先(函館市民交流センター 展示パネル)で収めた 「ワン ・ ニャンのイラスト集」 を 挟(はさ)ませていただきます ^^/ )

 

 

新年度がスタートして最初の6月定例市議会は「市政の中間評価の議会」と申せます。

その 「中間評価」 の議会にあたり 発言内容を精査する中、残念ながら 議員(議会)として触れざるを得ない課題(問題)が散見されたことから、それらの課題を指摘しながら、今後の市政運営が 真に市民の期待に応えていくよう計らっていきたいと思います。

 

最初に、学校施設などの建設事業における国への補助金漏れにより補助内示が無くなってしまったことについて質(ただ)します。

これは 長野市教育委員会が、学校給食センター設置などに交付される国(文部科学省)の補助金申請を失念したことにより、本来 交付されるハズの補助金が出なくなってしまったもので、看過できない事態となっています。

このことについての一連の経緯と 今後の対応について質してまいります。

 

 

 

次に 「皐月保育園移転問題から学んだこと」 について 市の姿勢を質します。

これは、県道の拡幅に伴い 移転を余儀なくされた 「長野市皐月保育園」 の移転先について、当初 長野市が計画した場所について 市民(地元住民)から反対の声が挙がり 計画が頓挫し 「袋小路」 に入りかけたものの、隣接する国立東長野病院から敷地提供(賃貸)の申し出があり 移転先が決まり(予定) 「結果オーライ」 となったものです。

一連の経緯を踏まえ、長野市においては 今回のことを 「経験値」 として これから様々な課題(公共施設適正化や施設利用料負担適正化)が予測される中、どのように 「市民理解」 を深めていけるかが問われていると申せます。

かかる状況を踏まえ、市の姿勢を質してまいります。

 

 

 

次に 「参議院議員選挙の立候補者ポスター掲示板の設置時期の適否」 について 市の姿勢を質してまいります。

 

この夏に執行される参議院議員選挙の日程については、去る6月2日に総務省からの通達により、6月22日公示→7月10日投票日の日程が公式決定されました。

しかし・・・みなさんもお気づきだったでしょうか、長野市においては、そのはるか以前 5月末の時点で 「7月10日投票日」 が記載された立候補者ポスター掲示板が立てられたのです。

これについて 私たち会派の下には 「まだ総理が閣議も開かずにいるのに日程入りの掲示板が立つのはあまりに早いのではないか」 との市民の声が寄せられました。

この「早過ぎる掲示板設置」は、事前に議会にも知らされておらず、その経過は私たちでさえ新聞報道で知ることとなりました。

それによると、5月末の時点で立て始めないと公示に間に合わない恐れがあること、万一日程が変わるようならシールを貼って訂正するつもりであることなどが報じられていましたが、これは余りに 「お役所都合」 と言わざるを得ません。

そもそも、国の通達に基づき作業するハズの選挙事務を、それを待たずに勝手に始めることはいわば法令違反ではないでしょうか。

後の選管の説明によると、今までも同様の措置をしており、今回も問題は無いと考えて行ったとのことですが、社会情勢が変わりとりわけ今回は、長野県区の定数削減や衆参同日選挙もささやかれた中、市民の関心が高まっており、今までどおりの感性で臨んでいては市民のからの批判のそしりは避けられません。

そこで、一連の経過と 今後の対応について質してまいります。

また、投票の利便性を上げるため、市役所や支所以外の場所に設置されることがある 「期日前及び共通投票所」 について JR長野駅自由通路も設置すべきと考えることから、今回 市が初めて設置する 権堂B-1イーストプラザ市民交流センターに加え、JR長野駅自由通路へも設置するよう提案します。

 

 

 

次に、市役所第一庁舎・芸術館の「使い勝手」の評価・検証について市の姿勢を質します。

 紆余曲折を経てようやく竣工を迎えた第一庁舎と芸術館は、5/8の芸術館こけら落としコンサートをもって全館が供用開始されました。

 久石 譲芸術監督によるグランドオープンコンサートは、訪れた聴衆に大きな感動を与えてくれましたが、反面、トイレ渋滞や入場者の導線など「使い勝手」について様々な所感が寄せられたとも聞いております。

 

私たち会派においても、去る3月議会の討論で、今後も施設の使い勝手について検証・改善を行なうよう提案しているところです。

 そこで、 第一庁舎・芸術館の施設ならびに周辺インフラの「使い勝手」について、その後の検証や市民意見の聴取は行なわれているのか、その意見に基づき どのような改善が行なわれているのかを質します。

特に、強く指摘されている 立体駐車場からの導線と、JR踏切の拡幅を含んだ第三駐車場への進入経路の改善の進捗状況はどうか総務部長に伺います。

 

なお、せめてもの明るい提案として、せっかく上層階に設けた食堂について夜間営業を認めたうえで 「ビアガーデン」 などの市民交流スペースとして活用して欲しいとの要望が寄せられていますので、それら食堂の利用拡大について提案します。

 

 

最後に、市と市民団体との協働について伺います。

さきの熊本地震や、県内においては長野県神城断層地震など、不測の自然災害が頻発しております。

そして被災市においては、災害対応は専ら行政が行ない、災害の規模や自治体の体制によっては全体の支援スケジュールに遅滞が生じることがあります。

それら 今やどの地域でも起こり得る不測の事態に適切に対応することが求められる時代になっており、そのうえに立って行政の関係機関と市民団体との連携が欠かせない要件になってきました。

この 「市民団体」 について、さきの議会でも触れたところですが、現在活躍される消防団や自主防災会に加え、企業経営者や個人か成る 「ライオンズクラブ」 に着目し、協働体制の構築に努めるべきと考えます。

ライオンズクラブは、市内に10の組織があり、それぞれ奉仕活動を行なっています。

そのライオンズクラブ活動には 「アラート」 という部門があり、これが行政と連携し、災害時における実効有る活動が期待されるのです。

「アラート」 とは、災害の無い平常時のうちに 行政当局と検討を重ね協定を結んでおき、イザというときには速やかに事前協定に基づき行政の支障とならないうちに災害対応の支援行動を取るもので、ライオンズクラブ発祥のアメリカでは クラブやリジョンなどの地域ごとに、消防当局との 「アラート協定」 を結び貢献するに至っています。

長野市においては、一昨年 ライオンズクラブと 「連携協定」 を結んでいることから、今後 「アラート」 の取り組みについて検討を始めるべき段階にきていると申せます。

災害発生時の市民団体との協力体制の認識と、ライオンズクラブの 「アラート」 についてどう考えるか 市の考えを質してまいります。

 

 

いかんせん 持ち時間(質問時間)が 僅か12分と限られており、どこまで踏み込めるかは 「現場合わせ」 の様相ですが、有るを尽くしてまいります。

舛添氏の辞任は議会だけの力ではない ~声なき声の「力」~

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6/15 Wed.  [クラちゃんの起床時刻 4:45 AM]   

 

週刊誌のスクープに端を発し、その後 いち自治体だけに収まらず 列島を巻き込む 「大騒動」 に発展した東京都知事の 「公私混同政務活動費問題」 は、本人の 周囲を呆(あき)れさせるほどの 「粘り腰」 によって社会問題にまで発展しました。

その後 「産みの親」 たる自公会派からも不信任の引導を渡された知事は、都議会最終日にようやく辞職の意思を固め、急転直下の幕引きとなりました。

 

ここに至るまでの間は、ホントウに 「かみ合わない議論」 の繰り返し・・・自分が絶対的存在で 為(な)すことは全て正しいと思い込んでいる知事と、われわれ市民(都民)の社会的常識との乖離(かいり)は埋まることもなく時間ばかりが過ぎ、報道などを通じて私たちは いわゆる 「靴の上から足を掻(か)く」 かの もどかしさを覚えながら、歯がみする思いで画面を見つめるばかりでした。

言葉だけで謝罪するも、本音はそんなことは微塵(みじん)も思わぬままに 「以降はこんなことの無いように・・・」 との詭弁(きべん)を弄(ろう)しての発言の数々は、言えば言うほど不信感が増幅するばかり、対する議会も 「論戦」 の場で ややもすると押し返されるような場面もアリ、果たして会期終了をもって 「時間切れ逃げ切り」 か・・・と思った矢先の辞表提出でした。

 

私(だけではないでしょうが)は、今回 しらばくれる都知事を追い込むことができたのは、都議会だけの力(ちから)ではないと思います。

むしろ 都議会(特に自公)は、今 都知事を辞めさせることのリスクを考え 「(知事に対し)言うだけ言ってのパフォーマンスをこなして その後は(知事)存命」 との 「生かさず殺さず作戦」 で矛(ほこ)を収めることも視野に置いていたことでしょう。

しかし、それを許さず 最終的に議会側から 不信任決議案の提出準備を整えるに至らしめたのは、間違いなく 「世論の力」 であったと確信するところです。

もし これが 都民が無関心のまま 「コップ(議会)の中だけの争い」 に終始していたとしたら、(前述の)パフォーマンス合戦で幕引きとなったかもしれないところでした。

ところが あにはからんや 一見無関心の東京都民も さすがに桝添氏の愚行には堪忍袋の緒(お)を切ることとなり、もって そこから発せられる 「声なき声」 は 二元代表たる都議会議員を動かすことになりました。 

その 「波動」 をまともに受けたセンセイ方は、目の前にぶら下がった参院選の影響も考えざるを得ず、結果 桝添氏に引導を渡すこととなったのでした。

 

まさに 今回の都知事辞任劇は、東京都民をはじめとする 庶民の 「声なき声の力(ちから)」 が発揚されたものでした。

都政を巡る 「一揆(いっき)」 が 本懐(ほんかい)を遂(と)げた、というところでしょう。

 

 

 

現在、長野市議会 平成28年6月議会が開会中で、本会議での個人質問が展開されています。

長野市議会においては、某都議会のような極端な展開にこそならないものの、各議員と理事者(=職員)との丁々発止を見るにつけ、 議員(=市民代表)と市側との 「ズレ」 を感じ取ることが間々あります。

市民が市に対する 「期待」 や 「思い」 を代弁するべく投げたボールが、必ずしも望ましく返球されてこない感・・・何というか 「しっくりこない」 感じが伝わってくるところです。

 

16日には、限られた時間ですが 本会議で登壇の機会を得ましたので、そんな意を体(たい)して、市の姿勢を質してまいる所存です。

 


長野市議会 平成28年6月定例会で登壇

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6/16 Thu.  [クラちゃんの起床時刻 4:25 AM] 

  

 

開会中の 長野市議会6月定例会の本会議で登壇し、市の姿勢を質(ただ)しました。

 

 

今回 私たち会派は、本会議での質問に際し、市に散見する諸課題について 連携(関連)して質問することとし、先に先輩議員が行なった質問⇔答弁のやり取りを受け、さらに私が掘り下げる 「フォーメーション」 を敷き、論戦に臨んだところです。

 

 

ただ いかんせん持ち時間が12分と短かったことから 充分とは言えませんでしたが、それでも 先日の先輩議員の質問に引き続いて投じたボールにより、一定の答弁を引き出すことができました。

 

 

が・・・その(答弁の)内容は、われわれ市民にとってプラスとは言えない 「事実」 が多くあり、私たちは問題意識を強めることとなりました。

 

先ず、さきに露呈した 学校給食センターをはじめ学校施設の整備事業にかかる 国への補助金申請の手続きミス(漏れ)による不交付問題について、改めてその影響について質したところ、今後の補助金の復活の如何によっては、事業の遅れや 工期延長に伴う建設費が増加する可能性があることが答弁されました。

 

今回の 「ミス」 の原因は 「慣れ」 からくる確認不足、それも 複数の職員が絡みながら 「人任せ」 にしていた実態が、残念ながら明らかになってしまいました。

そのうえで 肝心なときに 「縦割りの弊害」 が加わってしまいました。と いうのも、本来 予算絡みの事業の際に 「チェック機能」 を発揮すべき財政当局が、今回の手続きの 「種類」 や 「煩雑さ」 から目を通すに至っておらず、結果 教育委員会の 「独り相撲」 となってしまったのです。

このことについては猛省を促すと同時に、今後 二度とこのようなことが無いように、チェック体制の強化を強く申し入れました。

 

また (前述の) 補助金復活の如何によって事業に影響が出ることが避けられないことを斟酌すれば、かかる補助金復活は 何が何でも成(な)さねければなりません。

このことについては、国との折衝を受け持つ担当副市長にも発言を求め、何としても予算(補助金)復活を期するよう 強く申し入れたところです。

 

 

 

また、多くの市民期待を受けて供用は始まるも、その使い勝手の悪さが指摘されている 市役所第一庁舎ならびに芸術館について、やはり先日の先輩議員の発言に関連し、市民や議会からの指摘を受けたら その部分だけを改善する 「対処療法」 ではなく、市が自ら改善点を検証して利便性が向上されるよう強く意見しました。

 

また 質疑の中で、施設北側の立体駐車場への導線となる横断歩道などの整備は 平成29年末になるとの 「取り組みの遅さ」 が答弁されると共に、併せて(同時に)整備されるべきハズの 「歩道橋(わが会派の要求はエレベーター付き)」 の整備は、さらに遅れるかの答弁がされ、改めて課題が浮き彫りにされました。

ついては この件については 後日の 「総務委員会」 で質していくこととしました。

 

なお、両施設の評価については あまりにロクな話しがないので、せめてもの好情報として 関係者から 8階の 「ししとう食堂」 を 「ビアガーデン」 として市民交流の場とする要望が出てることを踏まえ活用を提案しました。理事者(総務部長)は ことを営業〃者に伝達するとのことであります。

 

 

そんな中、この度 「発生」 した 「皐月保育園移転問題」 これは 保育園移転に絡んで 市が踏み込み過ぎたことにより住民反発を招く事態に至ったことを轍(てつ)として、その経過を部局横断的に捉えて今後の市民説明に活かすべきと質したところ、この点については担当部長が私の質問趣旨を理解してくれ 「然るべく答弁」 がされ、この点については了(良)としたところです。

 

 

いずれにしても 今回の質疑については、会派内での連携プレーに基づき 実効ある議論が行なうことができました。(但し答弁内容は 「別問題」 でしたが)

今後も 会派内で情報を共有しながら、真に市民利益に叶うよう ときに厳しく発言を行なってまいりたいと改めて思うところです。

 

 

この日の本会議を経て 次なる 「主戦場」 は、常任委員会(総務委員会)の場へと移されます。

努力が実る環境づくりを

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6/17 Fri.  [クラちゃんの起床時刻 4:45 AM] 

 

◇「せこい」 が国際語に?桝添知事辞任の話題がこんなところで

列島に大きな「話題」をもたらすこととなった、桝添東京都知事の 「公私混同政務活動費問題」 は「自分カネは使わず、他人のカネ(=税金)はどんどん使え」 との 私利私欲に過ぎた言動が大きな反発を招き、結局自分のクビを切ることとなってしまいました。

その、ニッポンの首都TOKYOのリーダーの辞任劇は、海外でも話題になったようですが、その記事の内容が 何ともいえないものとなっていました。

アメリカのニューヨークタイムス紙は、今回の世論の反発の主原因となった 桝添氏の 「公私混同行動」 について、それを日本語で表す 「せこい」 という表現を そのまま英語(ローマ字)に置き換え 「 s e k o i 」 として載せていたのです。

 

 

 

記事は 「おそらく、今回の騒動を説明するのに 最も使われたのが 「sekoi」 ということばだろう。」 とし、都議会などで 桝添氏の行動を 「あまりに せこ過ぎる」 と指摘したのを受けて、直訳・・・というか そのままダイレクトに載せるに至ったようです。

「sayonara」 や 「sushi」 などの 日本の佳き文化を そのまま内外に伝える表現はこれまでもあまたありましたが、日本国民を呆れさせた桝添氏の言動が、こんな形でダイレクトに表現されるとは・・・何だか笑うに笑えない 「ブラックジョーク」 のようです。

 

今回の 「事件」 については、桝添氏の辞任をもって 全ての検証もが 「幕引き」 となったようですが、いずれにしても 氏の一連の 「せこ過ぎる行動」 は、勤勉で清廉な日本人のイメージを変えることになってしまったようです。


残念ながら 舛添氏は、いたずらな粘り腰に併せて 「sekoi」 なる 「迷語」 を残し 晩節を汚すこととなってしまいましたが、せめて良識ある われわれ市民(国民)においては、内外から誹(そしり)を受けることのないよう、地に足の着いた社会生活を送ってゆきたいと 自戒の念を新たにいたすところです。

 

 

 

 


◇長野市議会は 「特別委員会」 が行なわれました。

開会中の 長野市議会6月定例会は、本会議での個人質問が集結し この日は 「特別委員会」 が開かれました。

 

「特別「委員会」 とは、市政に関する諸課題について 議会として 時に調査 ・ 研究 ・ 審査すべきとことを議する機関(委員会)で、長野市議会においては、4つの特別委員会があります。

「公共施設の在り方調査研究特別委員会」

老朽化が進み維持管理費の増大が見込まれる公共施設の現況と今後の在り方について、調査 ・ 研究を行ないます。

「総合計画等調査研究特別委員会

人口ビジョン及びまち・ひと・しごと創生総合戦略並びに第五次総合計画について、調査 ・ 研究を行ないます。

「まちづくり対策特別委員会」

各地区のまちづくりの課題等を踏まえ、均衡あるまちづくりについて、調査 ・ 研究を行ないます。

「農林業振興対策特別委員会」

農林業の振興による中山間地域を含めた地域の活性化対策について、調査 ・ 研究を行ないます。

 

このうち 私は 「農林業振興対策特別委員会」 に属しており、この日は 「長野市農業振興計画」 の策定状況について調査しました。

長野市において、市の基幹産業である 「農業」 について、持続的かつ発展的に取り組まれるよう 同計画を組案し、関係者が連携を深めながら取り組むとしております。

農業については、私たちの食生活を守ってくれるだけではなく、環境維持や 涵養(かんよう)など、さまざまな多面的効果を有する重要な産業であります。

しかしながら、流す汗の分だけ 「報われない」 のが現実であり、今後 どれだけ 「努力が報われる環境」 に整えられるか否かが、農業の将来を成否することとなっています。

 

この 「大命題」 については、国レベルでの大きな枠組みでの取り組みの一方、地方においても農業の位置づけを見直し、働き甲斐のあるものに育ててゆかなければならないということで一致したところです。

 

農業、それは 地域社会を支える 基本の 「き」 なのです。

 

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悲しい出来事があり、しばらくブログ更新できなくなってしまいました。

 

あしからず ご高承ください。

☆ 杉尾ひでや候補 「ラストラン」 のご案内 ☆

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いよいよ最終日を迎える 「第24回参議院議員通常選挙」 明 7 月 9 日(土)、杉尾ひでや候補の街頭演説日程をお知らせします。

 

 

2016-07-09 07:30 上松交差点にて手振りのごあいさつを致します
日時 7月9日 7:30~
場所 上松交差点(長野市上松3丁目1)  

 

2016-07-09 09:00 ザ・ビッグ長野東店前にて街頭演説を行います
日時 7月9日 9:00~
場所 ザ・ビッグ長野東店前(長野市石渡22-1)  

 

2016-07-09 09:30 イオンタウン長野三輪店前にて街頭演説を行います
日時 7月9日 9:30~
場所 イオンタウン長野三輪店前(三輪9丁目43番24号)  

 

2016-07-09 10:10 ハードオフ長野北店前にて街頭演説を行います
日時 7月9日 10:10~
場所 ハードオフ長野北店前(長野市檀田2丁目32-30)  

 

2016-07-09 10:30 ツルヤ徳間店前にて街頭演説を行います!
日時 7月9日 10:30~
場所 ツルヤ徳間店前(長野市徳間3075)  

 

2016-07-09 11:10 ツルヤ中央店前にて街頭演説を行います!
11:10 ツルヤ中央店前(長野市平林1丁目34番26号)
日時 7月9日 11:10~  

 

2016-07-09 11:40 MEGAドン・キホーテ 長野店前にて街頭演説を行います!
日時 7月9日 11:40~
会場 MEGAドン・キホーテ 長野店前(長野市高田1758)  

 

2016-07-09 13:00 JR長野駅前にて街頭演説を行います!
日時 7月9日 13:00~
会場 JR長野駅前  

 

2016-07-09 14:20 ぶらっと若里店・TUTAYA入口付近にて街頭演説を行います!
日時 7月9日 14:20~
会場 ぶらっと若里店・TUTAYA入口付近(長野市若里7丁目6-6)  

 

2016-07-09 15:00 アップルランドデリシア安茂里店前にて街頭演説を行います!
日時 7月9日 15:00~
会場 アップルランドデリシア安茂里店前(長野市大字安茂里上3582)  

 

2016-07-09 15:50 西友・川中島店前にて街頭演説を行います! ← 倉野担当です とりわけのご参集を!
日時 7月9日 15:50~
会場 西友・川中島店前(長野市川中島町今井薬師堂1814-1)  

 

2016-07-09 16:40 A・コープ篠ノ井店 駐車場内にて街頭演説を行います!
日時 7月9日 16:40~
会場 A・コープ篠ノ井店 駐車場内(長野市篠ノ井布施五明3200)  

 

2016-07-09 18:00 【権堂アーケードを練り歩き致します!!】
日 時 7月9日 18:00~
ルート 中央通り→イトーヨーカ堂まで  

 

2016-07-09 18:30 JR長野駅前にて最後のお訴えをいたします!
日時 7月9日 18:30~
会場 JR長野駅前  

 

2016-07-09 19:00 【二線路通り~中央通りを練り歩き致します!!】
日 時 7月9日 19:00~
ルート 東急入口付近→二線路通り→中央通り

 

 

杉尾ひでや候補を応援してくださる方々はもとより、未だ投票先を決めかねている方々、杉尾候補の 「声」 を聴いたことの無い方々こそ、お近くの街宣場所に足を運んでいただき、生(なま)の候補の 生(なま)の声を実感してください!

 

 

今回の選挙を象徴する やり取り

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公示中の参議院議員選挙は、いよいよ最終版を迎えました。

各陣営にいおいては、候補者が、所属政党の関係者が 「最後のお願い」 を連呼し、貴重な一票を自らに取り込もうと ラストスパートをかけているところです。

 

そんな中 私は、ふとした会話の中で 今回の選挙を象徴するようなやり取りを交わす場面に接し、何とも複雑な思いに至ったところです。

 

そこ(会話の場面)は、近所の O さんちの玄関先で、そこのおばあちゃんと交わした会話でした。

くだんの O さんには、私が議員活動を始めた頃から 公私共にお世話になっています。

選挙の折には 地区内を引き回していただくほか、後援会が行なう総会の参加者の取りまとめ、さらには定期的に開催するマレットゴルフ大会においては 実行委員をお務めいただくなど、陰に陽にお支えいただく存在となっています。

そんな長い付き合いを重ねるうち、O さん宅に上がり込むこともしばしばで、いつしか O さんファミリーのみんなと親しくさせていただくに至っています。

 

今回、この参院選を象徴すると感じたのは、O さんのお孫さんの発したとする 「一言」 でした。

O さんちには、同居される息子さん夫婦の間にお嬢さん(O さんにとっては お孫さん)の M ちゃんが居(お)られます。

くだんの M ちゃん、おじいちゃん おばあちゃんにも可愛がられており、私が O さん宅を伺うと よく茶の間でご一緒することもしばしば、その度に はにかんだ笑顔を私にも向けてくれていました。

私が O さんにお世話になり始めて 4 期目ですから、何とかキミマロではありませんが 「あれから十数年」 子どもだった M ちゃんも、早いもので 今年 18 歳を迎えることになったそうです。

 

そうです、折しも 選挙制度の改正に伴い 18歳になった M ちゃんは 「選挙権」 を得ることになったのでした。

訊けば M ちゃんは 「政治」 に対する関心も高くあり、何と 去る 3 月長野市議会においては、おじいちゃんに強請(ねだ)って 本会議での私の個人質問を傍聴しに足を運んでくれたほどなのです。

 

そんな M ちゃんです。今回 生まれて初めて送られてきた 「投票用紙」 を 感慨をもって受け取り 「人生初の選挙」 を、意欲をもって参加しようと意気込んでいるとのことでした。

 

「でもね・・・。」 玄関先で O さん夫人は、今回の参院選にあたっての M ちゃんの偽(いつわ)りなき心情を代弁してくれたのでした。

M ちゃん曰(いわ)く 「何を基準に投票していいか分かんない。」 とのことなのでした。

「だってね、選挙の前には 新聞やテレビで、今回の参院選は、平和の問題(=安全保障法案)や、輸出入の問題(=TPP)、それに消費税の問題なんかがテーマ(=争点)になるなんて言ってたけど、イザ選挙が始まってみると、それらのこと(争点)が全然伝わってこなくなっちゃって、これでは どの候補(政党)が 何を考えているか分からなくて、誰に(どの政党に)投票してイイか分かんないの。」 とのことでした。

 

これを聞いた私は、初々しい中にも 「有権者」 として 極めて的確な疑問を抱く M ちゃんに感心すると同時に、いわゆる 「大人」 の立場で 慚愧の念(ざんきのねん)に堪えない心境に至ったものでした。

 

この M ちゃんの 「疑問」 は、まさに今回の参院選を象徴しており、そして それは同時に 「与党側の狙い」 でもありました。

すなわち 本来であれば、今回の参院選の 「土俵上」 においては、国の将来を左右する 安全保障関連問題(=憲法改正問題) や、わが国の将来の産業構造をも左右するTPP問題や、将来に向けた社会運営(財源)にかかる消費税問題など 喫緊かつ避けては通れない、今回の選挙の重要な争点にするべき課題が山積していたハズであります。

そこへもっての 投票権の18歳以上への引き下げのタイミングは、国の将来を担う若者たちに、選挙での 「具体的な論戦」 を通じて この国の将来像を投げかけ、投票によって 若い彼らの 「意思」 を問う 絶好の機会であったハズでした。

 

しかし実際に選挙を迎えてみれば、かかる 「争点」 には全てフタをかぶせ、あげくは 「そんなものは争点にもならない」 との信じ難い無責任発言を繰り返しながら 「とにかくお願い!」 を繰り返すばかりの体(てい)たらく・・・これには、熱心に選挙に臨もうとする M ちゃんを初めとする 「心ある有権者」 にとっては 「肩透かし」 を食らったようなもの、そういう点で 「空(むな)しさ」 を覚えるばかりと言わざるを得ないところです。 

しかし 一方で これら 「争点隠し」 は 与党側の狙いであったことは明らかです。

18歳の若者にまで選挙権を与えておきながら、肝心の争点はひた隠しにする 「言行不一致」 は、これまた残念ながら 今の政治状況を象徴しているところなのでした。

 

 

ひとわたりお話しを伺ったところで、私の立場からは 「政治課題は非常に多いけれど、今回の選挙に関しては M ちゃんたち若い世代が 万が一でも戦禍にさらされることのないよう 「今の平和憲法を守る立場」 の候補者や政党に一票を投じるよう伝えてください。」 と おばあちゃんに託し、その場を辞去しました。

 

 

 

生まれて初めて選挙権を行使する若者に、鋭く 今回の参院選の実態を指摘され、何というか 高校球児にど真ん中ストレートをズバッと決められたかの衝撃に心至ったひとときだったのでした。

 

 

第24回参議院議員通常選挙/最終日

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7/9 Sat.  [クラちゃんの起床時刻 3:55 AM] 

 

去る6月22日に公示された 第24回参議院議員通常選挙は、18日間の選挙活動の最終日を迎え、この日 各陣営は 「ラストラン」 を敢行しました。

 

私は、永年秘書として仕えた北沢俊美議員の後継者として立候補した 「杉尾ひでや候補」 を支援する立場で活動を重ね、私としても 「ラストサタデー」 を迎えるに至りました。

最終日のこの日は、県内最大の票田であり、同時に最激戦地区でも有る長野市の遊説に時間が割(さ)かれることとなり、その 「遊説ポイント」 として、北沢議員の出身地であり 私が地盤とさせていただいている川中島地区が選定され、エリア内のスーパー店の敷地をお借りして 街頭演説が行なわれました。

 

 

 

かかる遊説ポイントには、事前に電話などでお知らせしていたとは申せ、それは大勢のみなさんが足を運んでくださいました。

 

 

と 申しますのも、今回の参院選は 期待の新人 「杉尾ひでや候補」 の当選を期すると同時に、ここ川中島町出身である 北沢俊美議員の 「卒業の選挙」 でもあることから、永年 北沢議員を支えてこられた地元支持者のみなさんが、北沢議員の 「現役最後の選挙(街頭)演説」 を聞かんとして集まってこられたのでした。

 

北沢俊美議員におかれましては、40年に亘る議員生活を卒業するにあたり、これまでの議員活動を振り返りつつ 足を運んでいただいた 多くの 「育ての親」 を前に万感を言葉に込めた演説を行ない、盛大な拍手を受けていました。

 

聴衆のみなさんも、北沢議員の 「最終最後の演説」 を 心に刻むが如く熱心に聞いておられ、地元住民のみなさんの熱意を投影している風でした。

 

 

 

その、北沢議員の政治に駆けた思いを受け継ぎ勇躍立候補した杉尾ひでや候補は、北沢議員の多くの支持者や、今回 平和憲法を守るために大同に就かれた護憲グループのみなさんを前に、渾身の演説を行ないました。

 

 

街宣会場に集まった多くのみなさんの熱意が すなわち杉尾ひでや候補のエネルギーとして転化したのでしょう、氏の演説も 右肩上がりの 熱意と迫力に満ちた声となって響き、一般の買い物客の方々が 思わず足を止めて聞き入っておられる姿も見られました。

 

 

北沢議員の 地元の親派である K サンご夫婦も 無理を押して足を運んでくださり、候補のすぐ横で 熱心に演説に聴き入っておられました。

 

 

 

やがて時間となり、地元の先輩市議の先唱で 「ガンバロー!三唱」 が発声され、景気をつけた遊説カーは一路 次の演説会場へ。

 

北沢議員の有終の演説と、杉尾候補の並々ならぬ決意を聴き、参加したみなさんは ある意味での満足感を覚えながら、そのうえで 最後の最後まで共々に頑張る意を、心の中で再確認している風でした。

 

 

 

 

 

さて 選挙事務所では 「表舞台」 の遊説活動の一方、非常に地味ながら 一票一票を掘り起こし 積み上げる 「電話作戦」 が併せて行なわれました。

 

 

この作業は、電話で投票を依頼する 「合法の選挙活動」 ですが、電話のかけ方や かけた時の状況などによっては、お叱りを受けることもある 非常に神経を遣う選挙運動です。

今回の選挙においては、私が役員を務める社会福祉法人の職員のみなさんがボランティアで受話器を取ってくださり、感謝の念に堪えないところでした。

 

 遊説などの 「空中戦」 の一方で、この 電話作戦のような 「地上戦」 が あいまって、票の積み上げに貢献してくれていたのでした。

 

 

 

 

 

 

やがて時刻は 午後 7 時 50 分、遊説日程の全てを終えた遊説カーが選挙事務所に凱旋し、大きな労(ねぎら)いの拍手で迎えられました。

 

 

選挙期間を通じて、あらぬ誹謗中傷などにも屈せず 最後まで笑顔を通してきた杉尾候補も、駆け抜けた選挙のフィナーレにあたり マイクの向こうで声を詰まらせる感激のシーンも見られ、まさに 「やり尽くした」 との達成感がにじみ出ていました。

 

 

北沢議員らの出迎えを受け、候補者と羽田雄一郎選対本部長(この日は遊説隊長)が元気のうちに降車してきました。

 

 

これまでも触れていますが、今回の参院選は 残念ながら 「心ある有権者の思い」 に応(こた)えた選挙とは言い難い 「歪曲性(わいきょくせい)」 に満ちた選挙でありました。

しかしながら、遠く他県から 「 I ターン候補」 として勇躍立候補した杉尾ひでや候補においては、限られた期間ではありましたが 充分に氏の魅力や考え方を長野県民に発信し、多くのみなさんにご理解を得ることができたと確信いたすところです。

 

 

投票結果は 明日の夜に判明することになり、その結果は 「神のみぞ知る」 といったところですが、私自身も 自分に任された職分では それなりの成果を収めることができたことを 「実績」 とし、これ以降も 「声かけ」 などを怠りなく続けることによって、必ずや所期の目的が達成されるよう願って止まないところであります。

 

 

 

今回の参院選にあたり、私を介して さまざまな場面で温かいご理解と力強いご協力をいただいた 全てのみなさんに心から御礼を申し上げます。

本当にありがとうございました!そして、最後の最後までヨロシクお願い申し上げます!

 

「 I ターン候補」 が 信州に根ざす ~杉尾ひでや参議院議員が誕生!~

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7/10 Sun.  [クラちゃんの起床時刻 3:25 AM] 

 

「第24回参議院議員通常選挙」 が投開票日を迎え、定数 2 が 1 となった 全国有数の激戦区(長野県区)も 9日までに選挙活動を終え、各陣営がそれぞれ投開票結果を見守りました。

 

私はこの日 後援会主催の野球大会を開催し、一日中野天に居たことからか、やや暑気あたり気味ながら 午後8時半頃、応援した 「杉尾ひでや」 候補の報告会場に足を運び みなさんと共に推移を見守りました。

選挙中も 抜きつ抜かれつのデッドヒートとなり、勝負は 「トラック勝負」 と予想されてもいたことから 「こりゃあ 「午前様」 かな・・・」 と覚悟を固めていた矢先 「その瞬間」 は、私たちの予想をイイ意味で裏切る早さで伝えられることになったのでした。 

 

選挙管理委員会による開票作業が始まって間もなくの午後9時20分過ぎ、報道各社の出口調査に基づき 「杉尾氏 当選確実!」 の報が舞い込み、鬱々(うつうつ)とした雰囲気の報告会場は、一気に喜びの場へと転じたのでした。

 

「当確!」 の報がされて間もなく、会場後方から 羽田雄一郎選対本部長に先導され、昨日 タスキを外したばかりの杉尾ひでや氏が大きな拍手に迎えられながら入場、支持者にもみくちゃにされながら登壇しました。

 

 

相手陣営の なりふり構わぬ必死の追い上げに危機感を募らせての終盤戦でしたが、それだけに安堵と喜びもひとしおの感、やはり同じ思いの会場のみなさんから 天井が落ちるんじゃないかとの大〃拍手が送られると、その 「心の波動」 を感じ取った杉尾氏は 万感の思いを湛(たた)えて聴衆に応え、それにまた大きな大きな拍手が送られました。

 

 

壇上で喜びを爆発させると、それにまた大きな拍手が。会場は 「拍手のスパイラル状態」 となっていました。

 

 

何より安堵したのは、自らの後継者として 杉尾氏を 「I ターン候補」 として 「引っ張って」 きた、今期で勇退する北澤俊美参議院議員でしょう。

今回の選挙を 「憲法改正を進める候補を県民は選ばず、憲法を遵守し 真の平和国家を国民と共に造ることを主張した候補を選択した 「長野県民の良識の勝利です!」 」 と評しておられました。 

 

 

会場からは 期せずして 「バンザーイ!」 の声が挙がり、これまた天井が抜けるんじゃないかというくらいの勢いで、でっかいバンザイ三唱が唱和されました。

 

 

新議員ご夫妻に 花束が贈られ、先ほどとは また違った 温かい拍手がお二人に寄せられました。

 

 

 

爆発的な喜びもつかの間、杉尾ひでや新参議院議員は 共同インタビューに対し直(ただ)ちに表情を引き締め、全国的には厳しい状況が伝えられる中、貴重な一議席を死守した成果と、それ以上に これからの自身の活動における重要な役割と大きな責任について述懐されていました。

 

 

 

今回の勝利は、永年に亘り 北澤俊美議員に仕え、そのうえで今回 杉尾氏を応援した者として、みなさんと共に喜びを実感するところです。

北澤議員の述べられたところの 「県民の良識の勝利」 を 私自身も強く認識し、長野県民 ・ 長野市民の賢明なご判断に心から敬意を表するところです。

 

 

しかしながら 「勝負はこれから」 と申せます。

結果として 「改憲勢力 2/3」 を確保することとなった現政権は、選挙中は敢えてフタを被(かぶ)せていた 「憲法改正議論」 を 「満を持して」 蒸し返し、おそらくは 選挙の争点としては避けておきながら 「参院選を通じ、国民の 「実質的な信任」 を得た」 とでも言い抜けて、さきの安保関連法よろしく 「数の論理」 で押し切る 「二匹目のドジョウ」 を狙いにかかるのは必定です。

その 「厚顔(こうがん)ぶり」 を前提に、かかる(改憲への)愚行・暴挙を健全に阻むのは 今回の長野県選挙区で示されたような 「国民 ・ 県民 ・ 市民の賢明な判断による 世論の喚起」 であろうと思います。

 

杉尾ひでや新参議院議員におかれては、今回の選挙で なぜご自身が当選できたかを胸に留め、私たち市民の力強い代弁者として 今までの多様なご経験を 国会の場で十二分(じゅうにぶん)に発揮していただきたいと、強く強く期待するところです。

 

 

いずれにしても 「有為な信州人」 が また一人誕生し、ここ信州を起点に活動をスタートさせます。

 

 

 

 

 

*なお 同日(7/10) 開催の 「野球大会レポート」 は 次号とさせていただきます。


共に白球を追って 大いに盛り上がった 「オヤジの甲子園大会」

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7/10 Sun.  [クラちゃんの起床時刻 3:25 AM] 

 

この日は、参議院議員選挙であると同時に、それより以前から計画されていた 後援会主催の 成人を対象にした軟式野球大会 「オヤジの甲子園大会」 が開催され 「生涯野球少年」 のみなさんが共々に白球を追い、大いに盛り上がりました。

 

 

この 「オヤジの甲子園大会」 は、倉野後援会が 小学生を対象にした野球大会を重ねるうちに 「大人の野球大会もやってほしい」 とのリクエストがあり、ならばと企画させていただいたものです。

 

 

ただ どういうワケか、この大会は 「天気巡り」 が悪く、これまでも幾度となく雨天中止や 開催できても寒波の来襲を受けるなど、あまりイイ思い出はありませんでした (^^)

それでも この日は前夜の雨から一転しての好天に恵まれ、その前日雨(う)も適度な 「お湿り効果」 となってくれ いわゆる 「野球日和」 となってくれました。 

開会式に先立つ 「優勝旗返還」 も、(中止が長かったことから前回優勝チームが うろ覚えとなってしまい)みんなで記憶を辿った末に、結局 前々回優勝チームから返還していただきました。

 

 

開会式の〆(しめ)は、一番くじを引いたチームの U さんが爽やかにでっかい声で行なってくれ、大きな拍手を受けていました。

 

 

開会式に引き続き、トーナメント表に基づき試合が始まりました。

 

 

各チームの選手のみなさん、これ以上ない青空の下 「万年野球少年」 となって 投げて打って走っていました。

 

 

レフト前へのクリーンヒットあり、

 

 

スイング音がここちらまで聞こえてくるような 豪快な空振りもアリ、

 

逆スピンのかかったフライが グラブの中で踊ってしまい ボールが無情に転げ出るシーンも。

 

 

好天の裏返しは猛暑の展開・・・ピッチャーを三枚用意する周到なチームもあり、くだんのピッチャーは エースを温存させる大切な役割を担っていました。

 

 

試合は順調に消化され、勝ったチームも 負けたチームも、それぞれに全力を尽くしています。

「ウチのチームは、と。ヨシ、勝ってる 勝ってる。」

 

今回の大会は いずれのチームもレベルが高く、何より ひたむきにボールを追う姿が印象的でした。

準決勝は 1 点を争う好ゲームとなりました。 1 点差の二死ランナー三塁で、バッターがレフトに大飛球を放ちます。

 

あわやサヨナラか、と思われましたが、守備位置ヨクいたレフトがキャッチ、万事休すとなりました。

 

 

互いに全力を出し尽くした選手たちは、勝っても負けても満足した様子で、試合後には あたかも甲子園の高校球児のような爽やかな握手を全員が交わします。

 

まさに「オヤジの甲子園」 の真骨頂を示してくれていました。

 

 

試合が進行し、いよいよ決勝戦です。

主審の 「整列!」 の声に応え 選手が整列します。が、こちらのチームの先頭に、非常に若い選手が並んでいました。

 

どうやら パパを慕って 「ボクも並ぶ!」 と、主将の息子チャンが 「飛び入り整列」 したようです。

 

将来が楽しみなこと このうえなしの 「勇姿」 だったのでした (^^)

 

 

決勝戦は、それにふさわしい熱戦となりました。

 

選手のやり繰りの中で登板したピッチャーは好投を重ね、

 

 

 

バッターは 来た好球を逃さず捉えます。

 

 

 

こちらのチームは、早い回に ランニングホームランが飛び出し、ヤング選手君が俊足を飛ばして 一気にダイヤモンドを一周してきました。

 

 

これにはベンチも大喜び、総出で出迎えていました。

 

 

行き詰まる展開の中で 本塁でのクロスプレーもあり、見ているこちらが手に汗握る好試合となっていました。

 

 

 

好天の下で開催された 「オヤジの甲子園大会」 は、事故も無く 白熱かつ和気あいあいのうちに閉会式を迎えることができました。

チームの総合力で他に秀でた 「安部商会チーム」 が、みごと深紅の優勝旗を手にしました。

 

準優勝は、若手を上手に登用した 「オール本町(もとまち)」 でした。

 

 

 

今回の 「オヤジの甲子園」 は、久々と言える好天の下で開催でき、主催者冥利に堪えないところでした。

 

 

もとより 「健康寿命の延伸」 の大切さが述べられている昨今、野球は 古来?より 「生涯スポーツ」 として 主に世の男性たちに親しまれています。

 

 

ただ 昨今は、主に子どもたちの 「スポーツ離れ」 が顕著であり、今までは当たり前のように 神社の境内や学校の校庭でボールが飛びかっていた風景が少なくなってるのは寂しい限りです。

 

 

そんな中、今回の参加チームのみなさんは、生涯に亘って野球を親しむ 「良きお手本」 として、自分たちが野球に親しむことにより 内外にその 「楽しさ」 を伝播していただきたいと期待するところです。

 

 

とりわけ、野球のような団体競技は、健康増進はっもとより、例えば野球なら 共に白球を追うことにより 「チームワーク」 が生まれ、普段の日常生活とは また違った好雰囲気の中で 「良好な横の人間関係」 が構築されることと思います。

 

 

勝ってヨシ、負けてヨシ、野球を肴(さかな)に大いに盛り上がることは、何かと世知辛い社会の中で 今イチバン必要とされている要件なのかもしれません。

 

 

私といたしましても、野球はもとより、さまざまなスポーツイベントの企画などを通じて、あまねくみなさんが 「生涯現役」 を楽しんでいただけるような環境づくりに努めていきたいと思っています。

 

 

 

今回の 「オヤジの甲子園大会」 に際し、企画 ・ 運営にご協力いただいた 全ての関係者のみなさんに厚く御礼申し上げます。

 

 

今後とも どうぞヨロシクお願い申し上げます!

 

(なお 「オール本町」 の全員写真を撮り損ねました ^^; 24日にリベンジお願いします)

 

 

 

☆オマケ感謝ネタ・・・西チャン寄贈の 「トンボ」

今大会に際し 「大工の西チャン」 から、グランド整備用の 「トンボ」 を 大挙ご寄付いただきました。

この日さっそく 「初使い」 させていただきました。

 

 

グランド整備には、さまざまな機材がありますが、最終的には やはり木製のトンボがイチバン使い勝手が良いものです。

 

 

いつも 何かと気にかけてくれる 西チャンの 「親心」 に、感謝 々 なのでした。

是々非々の中で ~共闘/政策ごとの対応~

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さきに行なわれた 「第24回参議院議員通常選挙」 は、全国的には与党が圧勝したもの、定数が 「1」 となった 長野県選挙区においては 「野党共闘」 が機能し、与党追い風の中ながら 民進党公認の 「杉尾ひでや」 氏が、他候補に8万票近い差をつけて当選を果たすことができました。

選挙期間中は、ときの総理が 3 回も来県したほか 現職官僚や党の幹部による 「これでもか」 というほどのテコ入れがされた 「大逆風状態」 でしたが、良識ある長野県民は それらのパフォーマンスに惑(まど)わされることなく 賢明な判断を下してくださり、長野県民の見識の高さを内外に示す結果となりました。

 

ところで、選挙中 他陣営から 「揚げ足取り」 の材料となった 「野党共闘」 ですが、これについて 長野市議会においては私ども 「改革ながの市民ネット」 を軸に 「是々非々・政策本位」 を旨として適切に取り組まれていますので、この際 ご紹介いたしたいと存じます。

 

長野市議会においては、 4 つの会派(無所属を除く)が有り、それぞれ会派運営にあたっています。

そのうえで、とりわけ議会の都度に上呈される 「議案」 の賛成・反対や、市民の方々から国などに対して出される 「請願」 の取り扱いについて 「是々非々」 のスタンスのうえに立って、われわれ「改革ながの市民ネット」 は、共産党など他会派とも協議の場に臨んでいるのです。

 

実は 私たちの会派が生まれるまでは、長野市議会の保守系議員の間には、従前から 「共産党案には全て反対」 という風潮がありました。

例えば共産党関係者が提出した 「請願」 については、その 「中身」 に関わらず全て反対の姿勢を取り、たとえその 「願意」 が適切であったにしても、何やかやと重箱の隅をつつきながら 「反対理由」 をこじつけては 最後は数の論理で不採択(反対)に持ち込む 前時代的な手法を綿々(めんめん)と続けているのです。

しかし 私たち 「改革ながの市民ネット」 は、保守系のリベラル会派として、その 一方的な論理に疑問符を投げかけました。

「出処(でどころ)」 はどこであっても 「中身」 すなわち市民生活向上や 進むべき市の将来像に叶ったものであれば まさに 「是々非々」 の立場で真摯に向き合い、ときには同調して共に進めることを選択するべきではないかというスタンスに立っているのです。

そのため、各議会における 「賛否」 において、私たち会派は 「独自路線」 を貫き、ときに共産党案にも賛成(反対)を行使しているのです。

 

守るべきものは、会派のメンツやイデオロギーではなく 「市民生活そのもの」であるという考え方に基づいて。

 

このように、さきの参院選で 一部でささやかれた 「野党共闘」 を全否定する考えに対し、私とすれば、これからの政治は 「▽▽ありき」 ではなく 述べたような 「市民目線」 に立って、イデオロギーを全ての基準とせず、法案や議案ごとに その 「政策内容」 に応じて 賛成・反対の立場を示し、結果として ときに同調し、ときに異なる判断を示してゆけば 一部の方が懸念する 「共産党べったり」 との評価にはあたらないのではないかと思うところです。

 

 

繰り返しますが、守るべきものは、会派のメンツやイデオロギーではなく 「市民生活そのもの」だと考えています。

 

 

 

 

☆オマケネタ・・・鬼無里の「東京」

長野市鬼無里地区にある、それは山ン中の街道筋に、一本の案内標記が。

 

はたと見れば 「この先 東京」 となっており 「!?」

 

 

鬼無里の山中からTOKYOを案内するのかと 一瞬驚きましたが、もっとヨク見れば 「東京」 の読みは 「ひがしきょう」 だったのでした。どうやら村内を東西に分けて 「東京・西京」 と呼んでいるようです。

 

 

参院選後、次なる政治ネタは 「東京都知事選」 一色の様相ですが、信州の山奥にある 「東京」 は、そんな都会の喧噪を他所(よそ)に、あくまで緑深く、穏やかな日常のようでした。

 

 

勝負の厳しさ

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去る 7 月 10 日には、参議院議員選挙の投開票が行なわれ、定数が 「1」 となった長野県区においては、県民の多くが支援した 「杉尾ひでや」 候補がみごと当選を果たし、投開票報告会場には歓喜の輪ができました。

 

勝利の美酒ならぬ 「勝利のウーロン茶」 が配られ、乾杯の発声に合わせてノドを潤(うるお)した 「美酒」 のおいしさは格別のものがありました。

 

その喜びの一方で、バンザイを終えて やや落ち着いたとき 私自身、選挙 とりわけ 定数 1 を巡る戦いという 「勝負」 の厳しさを痛感したものでした。

 

 

 

 

 

さて、7 月 10 日は、選挙とはジャンルが異なりますが 「勝負」 という点では、やはり その厳しさが実感される日(の始まり)となりました。

 

大相撲で 前頭筆頭に 「出世」 した 郷土力士 「御嶽海関」 が受けている 「上位陣の洗礼」 であります。

もとより 「前頭筆頭」 は、初日から 横綱・大関をはじめ上位陣と総当たりするものだということは承知してはおりましたが、初日の大関稀勢の里関を皮切りに、三横綱の胸を借りるも 「相撲を取らせてもらえない」 かの一方的な敗戦を喫し、先日は 「琴バウワー」 こと琴奨菊関にも破れ、御嶽海関の星取り表は ★ ★ ★ ★ ★ と 「黒星続き」 となってしまっています。

 

= 大相撲名古屋場所 星取り表 はコチラ =

 

先日 実家に立ち寄ったとき、御嶽海ファンのオフクロも 「わかっちゃいるんだけどネ・・・。」 と やや肩を落としておりました。

 

相撲用語には 「可愛(かわい)がる」 というものがあります。

これは、圧倒的に強い上位力士が 下位の若手力士に稽古をつけてやり、一見すると容赦なく土俵に転がし罵声を浴びせるものの、その実(じつ)は 「この辛さ ・ くやしさを胸に さらに精進して上にあがって来い!」 との 「究極のエール」 であるそうです。

御嶽海関には、序盤に迎えた試練を糧(かて)に変えて、めげることなく 一番 ゞ に全力を尽くしてもらたいと期待するばかりです。

「結果は努力の後についてくる」 と 信じて。

 

 

 

(なお その後(15日 夕方)実家のオフクロから勇んで電話が入り 「勝った、勝った! 御嶽海が勝ったヨ! 照ノ富士を 「押し出し」 で立派に勝った!」 と 興奮気味での 「速報」 でした。良かった ヨカッタ!)

 

また、同じくスポーツネタでいえば、プロ野球 広島東洋カープの 「黒田博樹投手」 が、日米通算200勝を目前に 「産みの苦しみ」 に直面しています。

誰よりも強いチーム愛・地元愛を胸に熱投を重ねる黒田投手は、その 「愛」 の強さゆえに それが力みにつながり足踏みを余儀なくされているのかもしれません。

私(だけではないでしょう)は、そんな黒田投手の実直さに強い好感を抱く者の一人であり、本人の名誉のためのみならず、チームのため 多くのファンのためにも ぜひ金字塔を打ち立ててほしいと願うところです。

 

 

 

 

8月5日からは スポーツの祭典 「リオデジャネイロ五輪大会」 が開幕します。

遠く南米の地で、どのような 「勝負の厳しさ」 が体現されるか、今から楽しみでなりません。

 

 

 

諸事 ・ 多事

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◆「クルマは運転を誤ると凶器にもなり得る」 の常説(じょうせつ)は何処(いずこ)に・・・

フランスの観光都市 「ニース」 で、目を疑う 信じ難いテロ行為が報じられ、言葉を失うばかりでした。

しかも その 「凶器」 は、世界中どこででも利用されている自動車(トラック)とは・・・もはや何でもアリの様相に、現代社会の抱える心の闇とか、他にも頻発する事案などをもってしても、重大事件が世界の何処(どこ)ででも起こりうる イヤ現に起こっていることに憂慮の念を強めるばかりであります。

私たちが 運転免許取得の際にきつく習った 「クルマは、運転操作を誤ると凶器になり得るものです。」 との常説がありますが、今やクルマそのものを凶器にしてしまう輩(やから)が出現するに至った今、私たちは どのようにして自己を守ってゆくべきか、考えさせられてしまうのが正直なところです。

 

 銃規制が厳しい わが国においては、そちらの面においては 安直な事案は少ないものの、ここ十年の間に クロマを凶器とした、広島や東京秋葉原での事件、最近では岐阜で通学児童を襲う事件など、クルマを凶器とした事件が未だ記憶に残っているところであり、これからも全く無いとは言い切れません。

 

 いずれにしても、被害者の方々に心からお見舞いを申し上げると同時に 「便利で欠かせぬ移動手段」 である 「クルマ」 が、せめて 「普通の使い方」 に止(とど)まることを強く念じると共に、こんな理不尽な事件が二度と起きないように 人々の社会的常識の喚起を併せて願って止まないところです。

 

 

 

 

 

 

◆児童福祉に関する課題が散見され、私の元(もと)にも さまざまな問題指摘 ・ 課題意見が寄せられています。

ここ数週間の間、私の元に 異なる事案ではありますが、いずれも児童福祉に関するご指摘をいただくに至っています。

 

その中身については 後日に譲ることといたしますが、それぞれの案件について 共通して指摘されることは 「長野市が取り組む 「児童福祉」 に対する認識をシッカリとするべき」 というものです。

長野市は、3年前に 子育て ・ 子育ち環境の向上を期して、子どもに関する施策を専門的に所管する 「こども未来部」 を設置し、子どもに関する諸施策に取り組んでいます。

しかしながら それら行政努力はありながらも、市民の方々からは さまざまな事例をもって 長野市の児童福祉政策は十分とは言えないという厳しいご意見や、制度運用に対するご指摘などが伝えられ、私自身 認識を新たにいたすところです。

 

将来の長野市の 「維持発展」 にも影響を及ぼす 子育てなどの「児童福祉問題」 行政側の一方的な都合だけではなく、丁寧な説明を重ねたうえで あまねく市民意見を充分に聴取し、将来に禍根を残さないよう 真摯な取り組みが求められていると申せます。

 

 

 

 

 

◇男子ゴルフメジャー大会 「全英オープンゴルフ」 ~長野市出身 「塚田陽亮選手」 が 夢舞台に立つ~

7月14日に開幕を迎えた 男子ゴルフメジャー大会第三戦  「全英オープンゴルフトーナメント」 に、長野市在住の塚田陽亮プロが晴れの出場を果たし、多くの有名選手と共にラウンドしています。

 

 

日本国内のメジャー大会を制し、勇躍 全英オープンの出場権を得た塚田プロは、長野市民としての栄誉も背に イギリスはロイヤルトゥルーン オールドコースの難コースに臨んでいます。

 

 

ゴルフという競技は、何というか 体力 ・ 知力 ・ 精神力 の、人間の持てる全ての能力を結集し、それも集中心を切らさぬようにマインドをも維持しながら臨まなければならない 「総合力」 が問われる競技と申せます。

 

 

塚田選手においても、持てる力を充分に発揮しながらラウンドに臨み、難コースに苦しみながらも 「見せ場」 もつくってくれていました。

 

 

 

初日は 3オーバーの110位タイでのスタート、2日目以降の奮起が期待されます。

 

 

いずれにしても、ゴルフの難しさを少しでも知る私たちゴルフファンにすれば、同じ長野市民が 憧れの夢舞台に立っていること自体 「夢のよう」 です。

最後まで 悔いの無いプレーに徹してくれることを期待するばかりです。

 

*なお その後、通算 10 オーバーで予選通過は成らなかったとの報がされました。厳しい世界ですネ・・・。

 

 

 

 

 

◇大相撲名古屋場所 郷土力士 「御嶽海関」 待望の初日! さあこれからだ!

場所中の 「大相撲名古屋場所」 軒並み上位陣との対戦を強いられている 郷土力士 「御嶽海」 が、大関 照ノ富士関を みごと押し出しで破り、待望の 「初日」 が出ました。

 

 

横綱を初め、本場所で初めて胸を借りた上位陣に その実力の差を見せつけられながらも 着実に経験値を重ね、その成果が この日の照ノ富士戦に活かされたようです。

 

さあ これからです。長い場所を、悔いなく取り切ってほしいものです。

これからどんどん 地域に根ざして ~杉尾ひでや 新参議院議員~

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7/15 Sat.  [クラちゃんの起床時刻 3:25 AM] 

 

この日 やや急きょの形で、さきに当選した 杉尾ひでや議員が御礼あいさつ回りで地域に入(はい)られることとなり、とり急ぎ引き回しを仰せつかりました。

ただ 時間が非常にタイトであったこと、また せっかく現職になったので 選挙前のような個人宅への来訪では芸も無いと考え、コチラも急きょではありましたが、ムラの 「有力女性」 に乞うて いくつかの場所に支持者のみなさんに集まってもらい、そこへ来訪するスタイルを取らせていただきました。結果、それぞれの場所でご歓待いただき イイ時間を共有することができました。

 

10:45、ママさんバレー(ソフトバレー)に興じるみなさんの元(もと)を訪れ 「ご支援ありがとうございました!」 の 「第一声」 です。

こちらの女性陣は、定期的に集まっては、練習もシッカリ 「井戸端会議」 もシッカリの 「両刀使い」 とのこと、中には 「生(なま)杉尾」 を初めて見る方もおられ、今までは 「画面の向こう側」 にいた人が スグ身近に居ることに 「何だか不思議な感じ」 という方も (^^)

そのうえで 「これからは同じ信州人としてヨロシクね。」 と笑顔を交わしておられました。

 

私が 「こちらのみなさんは 家庭で元気、地域で元気 「医者いらず」 の理想の健康ライフを送っています。」 と 「解説」 すると、杉尾議員は 自らが掲げた 「プラチナ世代が輝く時代」 を引き合いにし 「高齢世代は、決して 「高齢」 などとは呼ばずに 「プラチナ世代」 として、社会の中で最も輝く存在になってもらえるよう取り組んでいきますヨ!」 と 力強く述べられ、初対面ながら 思いを共有していました。

 

 

続いて11:10、北澤俊美議員の熱烈な支持者の女性宅に足を運びました。

私は杉尾議員が降車してからクルマを収め、やや遅れて玄関に向かうと、中からは 100人も居るかの (^^) 大きな拍手が聞こえてきました。

宅内では、杉尾新議員の誕生を 我がことのように喜んでくださる女性陣が待ち受けておられ、歓待してくれました。

 

 

卓上には、それぞれ持ち寄られた 心づくしの手作りの一品が並べられ 「それ食え やれ食え」 状態 (^^)

オフクロさんが何人も居るかのサービスぶり (^^) 手がそこら中から差し出され、郷土食や漬け物などを盛り付けてくれます。

 

これら 「信州の味覚」 の振る舞いは 「信州人 一年生」 となる杉尾議員にとって、まさに 「生きた教材」 といったところでしょう。

 

こちらの女性陣は、選挙での引き回しを通じて、特に 杉尾議員の美保夫人と意気投合されており、議員と同様 「信州人一年生」 の夫人とは 「女子会」 をつくって、これから 「公私ともに」 の 「私」 の面で長いお付き合いを! と言ってくださっています。何とも心強い限りです。

 

ご夫婦ともに 「ムラのイイ人間関係」 を育んでもらいたいところです。

 

 

続いて 12:05、急きょ 人集めをしていただいたムラの公民館に足を運びました。

 

こちらの地区は、急きょも急きょ、当日の7時半にお願いする有様(ありさま)でしたが、それでも ムラの女性リーダーの Y サン 「ハイよ!」 と応じてくださり、わずか半日で これだけの人集めはもとより、郷土食やお漬け物の一品(多品)も揃えてくださり、ホント感謝のみぎりでありました。

 

この場では 単なる懇親の枠を越え、桃の産地であることに鑑み TPPの問題であるとか、国(政府)が講じる50兆円の補正予算の中身についてとか、杉尾議員の経験に基づき期待される 今の政府の 「言論統制」 に健全に対峙する姿勢などの 「ミニ国政報告」 も行なわれ、非常に有意義なひとときとなりました。

 

また、施主?の Y サンからは、杉尾議員が 「 I ターン議員」 であることに絡め、今もムラに来る I ターン人材が なかなか長続きしない現状を話してくださり、まさに I ターン者の代表者となった杉尾議員と課題意識を共有することとなりました。

 

いずれにしても、これから信州に暮らし、信州に骨を埋めることとなる杉尾議員の第一歩は、ムラの(主に)女性陣の歓待という これ以上ない形で踏み出され、私としても冥利に尽きたところです。

これからますます地域に根ざし、大きな事から小さなものまで さまざまな地域課題を共有していただき、それをブレンドしながら国政に活かしてほしいと切に願うところです。

 

 

杉尾議員の退席に伴い、こちらの公民館でも全員写真を収めました。

 

撮ったのは都合 2 枚。1 枚目は 施主?の Y サンの片腕でもある S サンが 「アラやだ、私 また口(くち)を開けちゃった!」 との申し出で撮り直したものです。

 

後でチェックしてみると、確かに S サン、いつも通り (^^) 口(くち)を開けていました。

オレまで一緒ンなって (^^)

 

 

 

 

なお、この日は、サッカーJ3の 地元蹴団 「AC長野パルセイロ」 が勝利を収め、ついにJ2昇格圏内の リーグ2位に入ったことも報じられ、喜び2倍!の感です。

リーグ終盤での 「上げ潮ムード」 は非常にイイ流れです。多くのサポーターと共に、このまま一気に悲願達成に向けシュートを量産して!と 願うばかりです。

 

機会があれば 杉尾新議員にもスタジアムに足を運んでもらい 「劇的勝利」 のゲンを分けてもらいたいところですナ(^^)

(なお 好ライバルチーム 「松本山雅」 も J2首位浮上!とのこと、こちらもガンバレ!)

 

 

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