6/7 Tue. [クラちゃんの起床時刻 4:35 AM]
初夏のこの時期(時季)は、近所の家庭菜園や畑などを巡るのが楽しみになっています。
かくいうワタクシ、野菜栽培には従事?していないので、収穫の喜びを味わう者ではありませんが (^^) この時期の楽しみは、植えられている 色んな野菜の 「花」 を見ることができるからなのです。
野菜というものとの 「接点」 は、いわゆる 「実」 であり さまざまな野菜が食卓を飾ってくれるものですが、それらの野菜の 「花」 が 一体どんな形(なり)をしているのか、たいへん興味深いところです。
先日は 「ホウレンソウの花」 をご紹介したところですが、あれからも何品?かの 「野菜の花」 を デジカメに収めるに至っています。
ただし、かかる 野菜の花は、花としての使命は 「受粉」 にあり、それ(受粉)が済むと 一刻も早く実にならんと サッサと花の命を閉じてしまうため 「鑑賞期間」 は ごく短いものです。
必携のデジカメを駆使し、でき得る限り画像に収め、みなさんにご紹介してまいりたいと思っております。
特に私は 「オクラの花」 が好きなので、逃すことなく写したいと思っています。田舎の菜園には似つかわしくない、何ともエキゾチックな花ですヨ。
この日の朝は 「カボチャの花」 と遭遇しました。
力強いとも言える 黄色い花です。
大ぶりの花ですが、これ(花のサイズ)って、成る実の大きさに比例するのでしょうか?
何の根拠もありませんが (^^) きっと大きくて美味しい実が成(な)りそうな イイ顔つき?の花なのでした。
◇長野市役所第一庁舎・芸術館の 「免震ゴム入れ替え作業」 が完了 ~やらなくても良かった 「余分な仕事」~
先日 「長野市総務部 第一庁舎・長野市芸術館建設事務局」 から、市役所第一庁舎・芸術館の 「免震ゴム入れ替え作業」 が完了したことが報告され、併せて 「現場(現物)」 を見てもらいたい旨の連絡があったことから、鉄兜(ヘルメット)をかぶり 新庁舎の 「縁の下」 へ潜りました。
庁舎フロアの そのまた下部に 「梯子口(はしごくち)」 があり、それ(ハシゴ)を伝って降りてゆきます。
そこに広がる 薄暗い籠(つぐら)の中に、無数の 「免震ゴム」 が配置されていました。
長野市庁舎・芸術館の施設については、合計90基もの免震装置が使用されており、そのいずれもが 設置を請け負った T 社の強度偽装により国の安全基準を満たしていないことが発覚(H27年 3月)し、その後 免震ゴムのメーカーを変更したうえで ゴムそのものを交換する工事を行なってきました(H27年 8月~H28年 5月)
免震ゴムは 直径が 1,4m~0,8m、重さは 最大のもので 3,5t もあるそうです。
それらのでっかいゴムの塊(かたまり)を入れ替えるため、500基もの 「ジャッキ」 をあてがい 建物自体を数ミリづつ持ち上げ、一つひとつ入れ替えたとのことです。まさに気の遠くなるような作業であったことでしょう。
画像ではみえないと思いますが、新たな免震ゴムには クルマのタイヤなどで見慣れた 斜体のロゴで 「BRIDGESTONE」 の刻印が施されているのが確認されました。
今度こそは 正真正銘、いかなる揺れも このゴムが稼働して 「収めて」 くれることでしょう。
マ、これは 今だから言える話しですが、この頃の「熊本地震」 や その前の 「長野県神城断層地震」 などを考えれば、もし かかるゴム入れ替え工事の最中(さなか)、ジャッキで建物を持ち上げているタイミングで地震が発生したとしたら・・・おそらく 「ここ」 には作業員も居たことでしょうから、大きな事故につながったかもしれず・・・そんな 「最悪のケース」 を想像してみれば、よくぞ大過なく作業が完了したものと 安堵せずにはおれないところです。
いずれにしても 今回の作業は、本来であれば 「やらなくても良かった 余分な仕事」 と申せます。
かかる入れ替え作業が無事終わったことは何よりでしたが、それによって関係者を褒(ほ)め称(たた)える筋合いの案件ではありません。
どの立場の者も 「徒労(とろう)」 を実感するに過ぎない 「今まで」 なのでした。(当の T 社こそ、正直に仕事さえしていれば・・・結果、自分で自分の首を絞めることになってしまいました)
・・・・。
今回の 「物件」 は、さなざまな場面で 「難」 が付くことになってしまいました。
芸術館の 「見えにくい席」 然(しか)り、そしてこの 「免震ゴム偽装」 然り、もう これで全ての 「厄落(やくお)とし」 が済んだ 、と なってもらいたいものです。
ただ しかし、私たちの会派は これからも、この物件の 「使い勝手」 などを検証し、改善すべきは行政サイドに具申し続けていく所存であります。
市民の 「寄り処(よりどころ)」 となるべき施設が 「こんなハズでは」 と揶揄されないよう、見守ってゆきたいと 改めて思うところです。
新庁舎の北側の出入口には、PRを兼ねた銘板があります。
この施設が 「免震構造物である」 ことを示す銘板です。
残念ながら、今までは 「看板に偽(いつわ)りアリ」 の顛末でしたが、ようやく 名実共に 「安心安全な施設」 を標榜できるようになりました。
今後は 真に 「市民の寄り処」 として、シッカリと機能してくれることを願うばかりです。